ゲーム感想「スーパーマリオブラザーズ35」
ひたすら無茶なサバイバルゲーム「スーパーマリオブラザーズ35」の感想です。意外とおもろいけど…?
目次
ゲーム性
やっぱりファイアフラワーゲーじゃねーか!!!!
本作(というか初代マリオ)の敵はメット以外全部ファイアで倒せるので当然。35人バトルの最初にXボタンで選んで購入できるアイテムも完全にファイア一択。
また、敵を無視して素早くコースをクリアしても残りカウントが増えるだけで一切攻撃や防御につながらない。それどころか敵を倒すとカウントが加算され、さらに既にパワーアップした状態でキノコやフラワーを取ると15カウントに換算されるのでゆっくり行っても全く問題ない。
この仕様のせいで完全に「敵を全て焼き殺してコインもアイテムも回収しつつちまちま進み、ひたすら相手のミスを待つ」ムーブさえしていれば足を滑らせない限りまず負けないため、駆け引きも戦略もクソもない。
ただし対戦を意識せず「大量に出てくる敵をひたすら倒しながら進む2Dアクションゲーム」と捉えれば(元がマリオであることも相まって)結構面白い。順位はおまけ。バトロワとしてそれでいいのか?
ちょっと気になったところ
- BGMが早くなるのが残り5人になったタイミング。右上の残りカウントとは無関係なので、まだ時間があるのに意味なく焦ったり、逆に時間切れ寸前なのに気づかないことも。慣れろと言われればそれまでだが、終盤は操作が忙しいので右上をチラチラ見ている暇はあまりない。
- 試合時間が長くなりがち。フォートナイトなど他バトロワと比べて特別長いわけではないが、向こうと違い特に駆け引きがあるわけではないので体感時間はだいぶ長い。
- 操作性が初代マリオ準拠なので(平成生まれからすると)やや難しい。後作に比べてダッシュが激遅でジャンプの挙動も違う。「スーパーマリオブラザーズ35」というタイトルである以上仕方ないけど。
- 1マスの隙間で甲羅を跳ね返らせた時の音がうるさすぎる。下記動画参照。
うるさい #SuperMarioBros35 #NintendoSwitchOnline #NintendoSwitch pic.twitter.com/SwxBdln2UO
— いずみ(スクショ用) (@Izumi_izu31scr) 2020年10月2日
よいと思ったところ
- UIはちゃんとしている。
- 敵が少なくコインを稼げる土管やツタの隠しルートも同様。2020年に初代マリオの攻略情報をググることになるとは思わなかった。
- 上記の鉄板ムーブに失敗しても(コインさえあれば)アイテムガチャでのリカバリは容易。上手く動いていた人がうっかり落下死することも度々で、実力に差があっても全然逆転できるのはカジュアルなゲームが好きな自分としてはかなり嬉しい。
総評
個人的にはかなり好き。2021年3月までの期間限定サービスなのが惜しい。